こんにちは。旅行大好き、お得旅はもっと好きな名古屋マダム、ぴくです。
ぴくは、2020年8月にカナダに旅行に行く計画を立てていました。
今回は、コロナ渦で、飛行機が飛ばなくなり、旅行に行けなくなった話と、2021年5月にようやく航空券代が返金になった話をお伝えしていきます。

ぴくさんは、1年前から旅行を予約しているんですよね。今回のコロナ渦で、旅行は大丈夫だったのですか?

旅行は中止になりました。
しかし、旅行代理店さんのおかげで、無事35万円返金されました。
国内・海外格安航空券・飛行機チケット・LCCの最安値販売のA社の皆さん、ありがとう。
- 日本語で航空機運休情報を得ることができた。
- エアーカナダが、キャンセル料免除による返金手続きを期間限定で出してきた情報を、迅速に伝えてくれた。
- 返金が、少ない手間で確実に行われた。
どんな航空券を買っていたのか
ぴくは、娘とカナダ旅行に行く計画を立てていました。
行先は、バンフとイエローナイフ。
バンフはロッキー山脈観光の中心の街。イエローナイフはオーロラ観光で有名な街です。

いつものように、ANAで正規格安航空券を買おうと思っていました。しかし、バンクーバーまでは、お手頃な価格の物が見つかるのですが、カルガリー→イエローナイフが、正規料金になってしまうのか、値段が跳ね上がっています。
そこで、エアーカナダのHPを見たのですが、名古屋からイエローナイフ行きの通しの航空券をいまいちうまく検索できません。
手数料はかかりますが、旅行代理店で航空券を手に入れることにしました。
旅行代理店だと、エアーカナダの通しの航空券も、サクサク検索出来て、あっという間に購入することができました。
2人で35万です。

あとは行くだけ!とワクワクしていたところに、コロナ渦。
海外行きの便が軒並み運休になりました。
エアーカナダも一部の便を除いて運休になりました。
しかし、ぴくの便は、8月。まだ、便が運休になるかどうかの情報も出ていません。
仕方がないので、情報がでるまで、静観することにしました。

この時には、乗るはずの便が運休になれば、返金されると思っていました。
8月に入り、いよいよぴくが乗る便の運休が決定しました。
ぴくは、航空券の払い戻し手続きをすることにし、旅行代理店のフォームより払戻しを依頼しました。
ところがですよ、便が運休になってもエアーカナダから、返金されないというのです。
8月4日旅行代理店からのメール:払戻しは特別措置対象外

払戻しについてですが、航空会社規定により、ご予約便が運休であっても払戻しは特別措置対象外でございます。
そのため、払戻しの際は通常の手数料が適用されます。
ぴくの購入した航空券は、払い戻し手数料が、100パーセント。つまり、キャンセルしたら1円も戻ってこないものです。

便が運休になって飛ばないんですから、返金してよー!泣
さらに、メールを読み進めると
2020年8月4日旅行代理店からのメール:【特別措置】無料で日程変更

上記の通り、払戻しについては免除措置の対象外でございますが、ご変更については特別措置が出ております。
航空会社の変更手数料免除にて、日程変更が可能です。
変更可能な搭乗日は、2022年8月4日までです。
どうやら、航空券は無効になってしまうわけではなく、無料で日程変更ができるようです。
それも、2022年まで。2年あればコロナも収束しそうです。

しかーし、ぴくには、8月4日まででは困るわけがあったのです。
それは、オーロラを見に行くから。
オーロラの夏秋シーズンは、8月中旬から始まります。
8月4日までに帰って来なくてはいけないと、オーロラを見ることができません。
じゃあ、もう少し旅行を前にして2月か3月の冬シーズンにすればいいじゃないかというご意見もあると思いますが、そうするとロッキー山脈のベストシーズン夏を見ることができません。
ロッキー山脈の夏。そして、オーロラも見るという計画が崩れてしまいます。
そこで旅行代理店にメールを送りました。


旅行の日にちを変更することを選びます。出発日を
2022年8月中旬まで伸ばすことはできますか?
オーロラを見に行くので、シーズンスタートが8月中旬からなんです。

今回のご変更につきましては、2022年8月4日までにご旅程が完了するご日程となります。
何卒ご了承下さいませ。
旅行保障保険も入っていたけど
ぴくは、旅行保障保険も入っていました。
- 出張で旅行にいけなくなった。
- 病気で旅行に行けなくなった。
- 身内に不幸があって旅行に行けなくなった。
などの時に保障される保険です。
しかーし、この保険も、旅行に行けない理由が飛行機の運休の場合、

コロナ渦で運休の場合、航空会社に対応してもらってください。
でした。泣
完全に詰みましたね。
冬のロッキー山脈にいくか?
オーロラ見えないイエローナイフに行くか?
もう、いい経験だったと35万あきらめるか?←あきらめられません。
究極の選択を迫られていました。
しかし、9か月後の4月に大きな進展が!
2021年4月27日:返金のお知らせ
9か月後の4月下旬に、思っていなかったメールが。

この度、エアカナダよりご日程変更にてお預かりしております航空券につきまして、
キャンセル料免除によるご返金手続きを期間限定で実施されることが発表されました。
手続き期限は、2021年6月12日まで、ご返金額は、353,800円です。

返金をお願いします。
このメールにもう少しで気づかないところでした。
親切な方が、ぴくが運休なのに返金されない話を聞いて

相談に乗りますよ。
と言ってくださったので、相談のために、ジャンクメールの中からA旅行代理店を検索しました。
そこで初めて、旅行代理店から、メールが来ていたことに気づいたのです。
6月までの期限付きの特別措置だったので、危ない所でした。
本当にありがとうございました。

返金されないことがあるということを意外とみんな知らないんですよ。
日本の航空会社(JALやANA)は、優しいので、航空会社都合の運休でない場合(コロナ、台風など)も返金してくれることが多いのですが、海外の航空会社は、対応は様々です。
ぴくも、JALやANAが返金されるのを横目で見ながら、エアーカナダだって返金されると信じていた者です。
勉強になりますー。
返金手続き完了のお知らせ
そして、1か月ほどたったある日。

エアカナダの払戻手続きが完了致しましたので、お知らせ致します。
ご返金金額は、353,800円です。
一度はあきらめかけた35万円が返ってきて本当にうれしい。
旅行代理店を通すと、5,000円ほどかかりますが、自分の個人手配、英語メールだったら、手続き完了できなかったかもしれません。
海外の日本語サイトが充実していない航空会社を利用するときには、旅行代理店を通した方がいいなと感じました。
最後まで面倒を見てくれた旅行代理店Aさん。ありがとうございました。
日系航空会社の強み
今回、また別の親切な方から、次のようなご意見をいただきました。

日系の航空会社の強みは、
・日本で交渉ができる。
・交渉言語が日本語なので、何かあってもそこでの対応ができる。
・仮に海外で困った時でも日系の場合は日本語で対応ができることが多い。
・各空港において、大体日本語を話せるスタッフが1人はいるので安心。
ですね。
非常事態には、日系の航空会社の対応は強みになりますね。
同じような値段だったら、サポートが手厚い日系の航空会社を選びたいと思いました。
ありがとうございました。勉強になります。
まとめ
ぴくは、航空機が運休になれば、チケット代は返金されると思っていました。
しかし、台風の時と同じですね。簡単には返金されません。
今回のコロナ渦で、航空会社つぶれるんじゃないか?という大ダメージでしたからね。ほいほい返金できない事情だったと思います。

便が運休になって飛ばないんですから、返金じゃないんですかー!?泣
という絶望の淵からの生還。
- 特例として、変更手数料免除にて、日程変更が可能になり、
- 特例としてキャンセル料免除による返金手続きを期間限定で実施されました。
今回は、特例のオンパレードで、全額返金されましたが、9か月も本当にひやひやしました。
今回学んだことは、
航空機が運休になっても、返金はされない。
特別措置が出て、日程変更ができることがある。
特別措置が出て、返金されることがある。
日系の航空会社の方が、返金されやすい。
コロナ渦真っ只中の今、キャンセルできるかどうかは、大切な要素です。
コロナが落ち着くまでは、キャンセルのしやすい航空券(キャンセル無料、日にち変更無料の正規割引航空券)やツアー(30日前までキャンセル無料のもの)を購入するのがおすすめですね。
そして、できたら日系の航空会社を利用しましょう。

では、またね。