この記事は、ミュンヘンから電車と路線バスでノイシュバンシュタイン城に行こう、というお話です。
本記事では、海外旅行20か国を旅したぴくが、あなたがドイツ旅行で必ず行くべき魅力的なスポット、ノイシュバンシュタイン城についてお伝えします。
ドイツのノイシュバンシュタイン城は、ドイツ・ミュンヘンから2時間半程度で行くことができます。
あこがれのお城に簡単に行くことができるなんて素敵ですよね。
シンデレラ城のモデルになったお城ということで、入場料もすごくお高いんじゃないかと思っていました。
それが、ガイド付きで2千円なんです。
ノイシュバンシュタイン城入場料安っ!
また、海外の素敵なお城というと、人里離れたところにあり、ツアーの観光バスでないと行きにくいというイメージがありませんか?
ところが、ノイシュバンシュタイン城は、公共交通機関を使って個人でも行けます。
- ノイシュバンシュタイン城のチケットを予約し、当日買う。(15,5ユーロ、2,050円)
- バイエルンチケットを利用する。(2人で33ユーロ、1人16,5ユーロ2,200円)
この2つができれば 1人4,250円でノイシュバンシュタイン城へ行ってこられます。
それでは、順に説明をしていきます。
ガイドツアーの予約をしよう。
入場時刻指定のガイドツアーは、予約がおすすめ
ノイシュバンシュタイン城は、入場時刻指定のガイドツアーでしか見学できません。
必ず、予約をしていきましょう。
近隣のホテルに泊まって、朝1番にノイシュバンシュタイン城に行くことができれば別ですが、夏はゲキ混みなので、ガイドツアーのチケットの時間が遅い時間になったり、そもそもチケットが取れなかったりします。
わたしが行ったときも昼過ぎには当日券がなくなっていました。
大手の旅行会社でも、「チケットが取れずノイシュバンシュタイン城に入れないこともあります」と明記してあるものもあります。
運よく、当日チケットがあったとしても、予約をしていった方が時間が有効に使えます。
チケットセンターに行ってチケットに引き換える時予約をしていった人と、予約してない人とでは、並ぶ窓口が違います。
予約ありの人は15分くらいで済みますが、予約なしの人は長蛇の列。おまけに、朝チケットを取っても入れるのは夕方ということも。
予約はして行きましょう。
予約の仕方
ノイシュバンシュタイン城のサイトから予約をします。
Neuschwanstein und Hohenschwangau Tickets: EN
入場券は1枚15.50ユーロ(入場券13ユーロにオンラインサービス料2.5ユーロが加算される。)
およそ大人1枚2,050円です。
体験談
HPの中で、時間帯が選べるようになっています。
しかし、返信のメールで、なぜか、チケットセンターで予約券と本物の入場券と引き換える時間が、15時くらいに決められてきました。
15時って遅いですよね?
見学終わったら夕方です。
ノイシュバンシュタイン城で夜になるなんてちょっと怖い。
もっと早くにしてもらいたいなあ。
そこで、ダメもとで予約センターにメールを送ってみました。
「チェンジ アーリー」
無事10時50分に変えてもらえました。
こんな英語で通じるとは、中学の英語の先生ありがとう。
夏は、チケットの入手が難しく、希望の時間ではないメールが来ることがありますが、あきらめずに時間変更をお願いしてみましょう。
意外と人間的に対応してもらえます。
バイエルンチケットを購入しよう!日曜日だと長時間使える
城のチケットが予約できたら今度は、電車です。
ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城に行くときには、ドイツ鉄道のバイエルンチケットがおすすめです。
バイエルンチケットは、日本の「青春18切符」のドイツ版。
定額で、ローカル線に乗り放題です。
ノイシュバンシュタイン城までは、特急電車や高速鉄道がないので、どっちみちローカル電車にしか乗れません。
そして、人数が増えるほどお得!5人で行けば、1500円!
人数 | バイエルンチケット | 1人あたり |
1人分 | EUR 25 | EUR 25 |
2人分 | EUR 33 | EUR 16.5 |
3人分 | EUR 41 | EUR 13.7 |
4人分 | EUR 49 | EUR 12.3 |
5 人分 | EUR 57 | EUR 11.4 |
バイエルンチケットは、平日だと9:00からしか利用できませんが、土日だと0:00から利用できるのでさらにお得ですね。
私は、もちろん日曜日に利用しました。
ドイツ鉄道アプリ:DB Navigator
バイエルンチケットは、ドイツ鉄道のアプリで 日本にいながら簡単に買えます。
ドイツ鉄道はDB Navigatorというアプリを提供しいて、チケット購入だけでなく、ルート検索もできます。
「DB Navigator」をApp Storeで (apple.com)
チケットレスなので、乗務員にチケットを確認されたらアプリの画面を開いてQRコードの乗車券を見せましょう。
わたしは、心配性なのでプリントアウトもしていきました。
ミュンヘン⇔フュッセンの切符を買おうとすると、勝手にバイエルンチケットがおすすめされてきます。
平日はバイエルンチケットの利用時間が9時からなので、そこは注意してください。
ノイシュバンシュタイン城へ 行き方体験談
7時にホテルを出ます。
荷物はホテルに預けて身軽に出発です。
朝食を駅で購入します。
ミュンヘンからフュッセンまでは所要約2時間で、2時間おきに直行電車がでています。
フュッセン行きの電車は、奥まったプラットフォームから出発します。
ちょっとわかりづらいんですが、26番線のプラットフォームを奥まで歩いていくとたどりつけます。
わたしが乗ったときはプラットフォーム30番でした。
10時50分までにノイシュバンシュタイン城のチケットセンターにいかなければなりません。
わたしは、日曜日だったので、07:52発の電車に乗りました。
近郊電車ですが、きれいな車体です。
09:55にフュッセンに着きます。
この電車に乗る人は ほとんどノイシュバンシュタイン城に行くんじゃないかしら。
2時間ほどで、フュッセン駅に着きます。
最寄り駅に着いたらバスに乗り換えます。
バスに乗り切れなかったらどうしよう?と心配していましたが大きなバスが2台も待っていました。
フュッセン駅からノイシュバンシュタイン城の最寄りバス停ホーエンシュヴァンガウまでは所要約8分で、約30分置きにバスが出ています。乗り継ぎもスムーズ。
このバスもバイエルンチケットで乗れます。
チケットセンター
ホーエンシュヴァンガウに着いたら、チケットセンターに行って、予約券を入場券に引き換えます。
入場の時間は12時20分になっていました。
10時50分にチケットセンターに行って 入場が12時20分。
バスに乗ったり、マリエン橋に行ったり、城まで歩いたりするとちょうどいい時間でした。
ノイシュバンシュタイン城は、バスを降りたら、目の前とかじゃないので、あんまり歳を取ってからは行けないなーと思いました。
チケットセンターから、振り返ると山の上にノイシュバンシュタイン城がみえます。
一気にテンション上がります。
チケットを引き換えたら、マリエン橋までバスに乗ります。
このバスは、バイエルンチケットでは乗れません。
馬車に乗って行くこともできますよ。
ノイシュバンシュタイン城を眺める
ノイシュバンシュタイン城は、城の中よりも外から眺めることが大事です。
マリエン橋からの眺めは有名ですね。でも橋が高いところに架かっていて、写真を撮るのも怖い。
娘に写真を撮ってもらったら 怖くて距離が取れないもんだから 顔がアップで入っていた。涙。
橋を渡って丘に登ると もう一つのビューポイントがあります。こちらは高所恐怖症の人向き。地面に足をつけて ノイシュバンシュタイン城の写真が撮れます。
この辺りは森のいい匂いが漂っています。ノイシュバンシュタイン城ってこんな自然豊かな場所にあったのね。
マリエン橋からノイシュバンシュタイン城は、案外歩きます。
こんな道をぶらぶら歩いていきます。
ノイシュバンシュタイン城のいろんな角度の写真が撮れます。
ノイシュバンシュタイン城のカフェ
ノイシュバンシュタイン城の中は、写真撮影ができません。
内装が、キンピカすぎて、あんまり、、、とのうわさでしたが、私は楽しめました。
終わりがけにカフェテリアがあって好きなものを食べられます。
ノイシュバンシュタイン城から見下ろすと、のどかな田園風景が広がっています。
ノイシュバンシュタイン城のベランダからは、写真を撮ることができます。
マリエン橋。こんな高い所に架かっているんですね。
ふもとの湖はリゾート:アルプ湖
ノイシュバンシュタイン城から下りてきました。
ふもとには、アルプ湖があります。
ふもとの湖はリゾートの香り。
ノイシュバンシュタイン城のふもとの湖にビーチがあるって知っていましたか?
みんな、まじで水着です。
水が、すごく透明で私も泳ぎたかったです。
羨ましいー。
皆さんも、ノイシュバンシュタイン城に行くときに水着を持っていきましょう。(笑)
ホーエンシュヴァンガウには、ちょっと1杯できるレストランもたくさんあって、まったりできます。
個人手配で行ったらこういう時間も楽しめるのでおすすめです。
屋外のテーブルでビールを飲む。
ノイシュバンシュタイン城は、リゾートというカテゴリーでした。
まったり時間も、計画に入れましょう。
ドイツですからね。ビールとソーセージばっかり食べてました。
まとめ
- ノイシュバンシュタイン城へはバイエルンチケットで
- 入場券は、予約がおススメ。係の方は人間的
- 城もいいけど、周りの自然がすばらしい。(湖・森林)
さすがシンデレラ城のモデル。テンション上がること間違いなし。
ドイツ旅行記はここまで
いよいよ、明日は、オーストリアに移動です。
最後までお読みいただきありがとうございました。