いよいよ10月からスタート!
「飛騨エリアフリーきっぷ」は、飛騨地方をお得に移動できるきっぷです。
- この記事でわかること
- ・どれだけお得になるのか
・きっぷについてくるバス券とお食事券のどちらがお得か
・旅行を計画する上で知っておくべき重要な情報
このきっぷの有効期間、お値段、購入場所の他に公式サイトでは書けない、「どれだけお得か」、「どのコースを選んだらいいのか」など、旅行を計画する上で知っておくべき重要な情報を、この記事で詳しく解説します。
旅行のコストを抑えつつ、飛騨の魅力を満喫しましょう!
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飛騨エリアフリーきっぷとは
いよいよ10月からスタート!
「飛騨エリアフリーきっぷ」は名古屋・岐阜・大垣から飛騨高山地方に行くときに使えるお得なきっぷです。
- 特急「ひだ」号指定席で、発駅から飛騨地区まで往復することができる。
- JRの飛騨金山から飛騨古川までのフリー区間では、特急自由席、快速、普通に乗って、好きなだけ乗ったり降りたりすることができる。

きっぷは3枚からなっています。
- 行きの乗車券・指定席特急券
- 帰りの乗車券・指定席特急券+フリー区間内の乗り放題券
- 濃飛バス引換券またはお食事券
フリー区間内の乗り放題券と帰りの乗車券・指定席特急券は1枚の券になっています。
有効期間

3日間
※ ただし、有効期間中にご利用いただけない期間にまたがる場合であっても、有効期間の延長は行いません。

私は12月27日からのきっぷを買ってしまい、28日は使えないことに気づいて払い戻ししたことがあります。涙
きっぷは利用できない期間が含まれていても購入することができてしまいます。これは、日帰りで利用する場合でもコストパフォーマンスが良いため、日帰りのお客様の利便性を考慮しているからです。
お値段

値段 | |
名古屋または岐阜 | 12,370円 |
大垣 | 12,780円 |
どこで買えるの?

東海道本線(二川~近江長岡間)、飯田線、武豊線、高山本線(長森~飛騨古川間)、中央本線(金山~木曽福島間)、太多線、関西本線(八田~亀山間)、紀勢本線(下庄~多気間)、名松線及び参宮線の<「きっぷうりば」がある駅及び、サポートつき指定席券売機設置駅>
JR西日本インターネット予約サービス(「e5489」)
上記の各駅周辺の主な旅行会社の支店・営業所
いくらお得になる?お得度を表にまとめました

飛騨エリアフリーきっぷを使わない料金と比べてみましょう。飛騨エリアフリーきっぷは12,370円です。
行先 | 名古屋⇔高山 特急指定席 | 白川郷往復 | ロープウエイ駅まで往復 | 食べ歩き | 合計 | お得度 |
白川郷 | 11,880円 | 5,000円 | ー | ー | 16,880円 | 4,510円 |
ロープウェイ | 11,880円 | ー | 4,400円 | ー | 16,280円 | 3,910円 |
高山 | 11,880円 | ー | ー | 2,500円 | 14,380円 | 2,010円 |
飛騨古川 | 11,880円 | ー | ー | 店舗による 1,500円~ | 13,380円 ~ | 1,010円 ~ |
※飛騨古川:高山からの往復バス乗車券(高山~飛騨古川間)+飛騨古川まつり会館、飛騨の匠文化館の入場券+「おやつクーポン」+「喫茶クーポン」
どれがおすすめ?バス券?お食事券?

濃飛バス引換券のコースがお得

お得さで言うと濃飛バス引換券のコースです。
下ののどちらか1つの乗車券と引き換えられます。
- 白川郷線バス往復乗車券(予約制バスを除く)
- 高山&新穂高フリー乗車券(平湯・新穂高線が乗降自由)
白川郷線バス往復乗車券が5,000円分するので一番お得です。
高山&新穂高フリー乗車券(平湯・新穂高線が乗降自由)は、4,400円。
値段だけで言うと白川郷に行くコースを選択するのが一番コストパフォーマンスがいいです。
お食事券利用!高山観光だけでも元が取れる

バス券をもらうのがお値段的に有利ですが、高山観光だけでも十分元が取れます。
お食事券(高山の食べ歩き)を選ぶと、定価2,500円の「飛騨高山七物語すぺしゃる食ぅぽん」をもらうことができます。
このクーポンは市の「おでかけ支援事業」を活用しているので、定価以上のお得さがあります。
高山往復(特急ひだ)の値段が定価11,880円。飛騨エリアフリーきっぷの値段が12,370円なので、高山の食べ歩きクーポンを490円以上使えば元が取れたことになります。
飛騨高山七物語すぺしゃる食ぅぽんとは?
飛騨高山の食べ歩きやアクティビティなど、下記の7つからそれぞれ1つずつ、全部で7つを楽しめるクーポンです。
Ⓐ飛騨高山を代表するブランド牛”飛騨牛”を食べる(飛騨牛トロさしにぎり1貫と交換など)
Ⓑ食後にほっと一息する(ラテアート1杯と交換など)
Ⓒスイーツを楽しむ(わらびもち(日本茶付)と交換など)
Ⓓ地酒の試飲など(日本酒飲み比べコインと交換など)
Ⓔ作って、学んで(飛騨の里など)
Ⓕ旅の最後に(高山濃飛バスセンター売店全品 5%OFF)
※割引除外品:酒類・値引商品
Ⓖ高山市内の移動に便利「匠バス・まちなみバス・さるぼぼバス」(1回乗車券5枚)
モデルコース!高山&新穂高フリー乗車券選択

- この旅のポイント
- 新穂高ロープウエイと奥飛騨温泉郷「福地温泉」、高山散策を楽しむ
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飛騨エリアフリーきっぷは自由度の高い切符なのでいろいろなコースが考えられます。
3日間有効のきっぷですがあえて1泊2日で組んでみました。このモデルコースを基にしてお好みの旅程をプラスして楽しんでくださいね。

このコースで1人3,910円お得になっています。
- 7:43名古屋駅
特急ひだ指定席
- 10:16高山駅
- 高山散策(昼食)
- 13:40高山駅
- 14:51福地ゆりみ坂
- 福地温泉(宿泊)
- 福地温泉朝市
- 10:51福地ゆりみ坂
- 11:16新穂高ロープウエイ駅
- 新穂高ロープウエイ(昼食)
- 15:55新穂高ロープウエイ駅
- 17:31高山駅
お土産購入
- 16:33高山駅
特急ひだ指定席
- 19:06名古屋
もう1泊するときは下の行先を足すのがおすすめです。
- 飛騨古川(フリー区間)
- 上高地(平湯温泉から+2,090円で往復)

まとめ

この記事では、飛騨地方の移動をお得に楽しめる「飛騨エリアフリーきっぷ」について、その有効期間、値段、購入場所、お得になる程度、そしてバス券とお食事券のどちらがお得かという、旅行計画時に知っておくべき重要情報について詳しく解説しました。
飛騨の美しい風景を電車で移動しながら、バスに乗ったり、地元の美味しい食事を堪能したりできるこのきっぷは、コストを抑えつつ旅行を満喫したいと考える皆さんにとって、非常に魅力的な選択肢です。
是非、このきっぷを活用して、飛騨地方の魅力を最大限に楽しんでください。
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